2017年は・・・
2017年は歴史的にいろいろな節目の年です。
岐阜県内では<織田信長公による「岐阜」命名450年>、それ以外では<徳川幕府の「大政奉還」から150年>等など大きな節目を迎えています。
郡上市でも<泰澄大師による「白山(日本三大霊山)」開山1300年>と郡上文化に関わりの深い記念年ですが、もう1つ郡上八幡にとって忘れてはならない歴史的記念年でもあります。
< 寛文七年(1667) 6代目郡上八幡城主(江戸幕府 郡上藩主としては3代目) 遠藤常友公による郡上八幡城下町再建&郡上八幡城大改修より350年 >です!
これは単に「郡上八幡城大改修350年」だけでなく、もう1つの意味として「水の城下町 郡上八幡の歴史が始まって350年」という現在の郡上八幡に繋がる出来事です!
遡る承応の城下町大火によって城下町の大半が失われたことを受け、常友は町筋を広げたり用水路を整備して、火災に強い城下町=水の城下町として郡上八幡を再生しました。
現在も残る柳町用水や島谷用水はこの時が起源となります。
現在の郡上八幡の観光やまちづくりのキーワードとなる「水の城下町」を体現したのが遠藤常友公なのです!※
350年前のまちづくりが今の郡上八幡にも繋がっていて、生活・文化や観光の柱になっていることを考えるとワクワクしませんか!?
昨年は遠藤慶隆公(初代郡上藩主 常友の祖父)が市の事業でもクローズアップされましたが、ぜひ今年は常友公の偉業を振り返り、水の城下町について再度 意識を高めていきたいですね!
※郡上八幡城の創建や城下町の創建は常友以前の遠藤盛数や慶隆の時代ですが、「水の城下町」として整備したという意味での節目の年です。