郡上八幡城「来城記念証」について

ここ最近、「来城記念証」を発行するお城が増えております。

郡上八幡城では一般の方に分かり易い表現として「城御朱印」や「来城記念証」と呼んでおりますが、お城によっては「城郭符」や「御城印」など様々な表現で呼ばれております。

 

郡上八幡城では、松本城さんや鶴ヶ城さんにつづき2016年4月より発行をはじめておりますが、どんなものなのか?御朱印とは違うのか?とよくご質問をいただきますので、簡単にご紹介させていただきます。

 

まず、当城としては「来城の記念」として発行しており、寺社仏閣の「御朱印」とは別物と位置づけております。

中には御朱印帳を持参でいらっしゃる方もみえますが、美濃和紙に刷り込んだものをお渡しする形となります。(家紋印を押したり、日付は手書きとなります)

 

目的も、

●城巡りの新たなコンテンツとして、お客様が収集を楽しんでいただく。

●それをきっかけに城巡りが活性化し、全国のお城が活気づくことを目指す。

●発行料を城の整備・運営に活用することで、お城の魅力づくりに還元。

●発行料の一部を熊本城の復興支援に充てることで、お城どうしの助け合いを目指す。

:::という理念で企画を続けております。

 

単なる御朱印に似た「記念品」だけで終わるのではなく、「お城のお城によるお城らしい活性化の仕組み・支援の仕組み」として、全国のお城に広まっていくと良いですね!

これからもどんどん発行が増えてくると思われる来城記念証。関心をもたれたらぜひ集めてみてくださいね!

 

郡上八幡城 2018-1月